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意外と知らない!元代表コーチが唱える連携の重要性

あなたのチームはうまく連携できていますか?

 

今回は、元ラグビー日本代表ストレングスコーチを務め、現在は早稲田大学ラグビー部のハイパフォーマンスコーディネーターとしてご活躍されている村上貴弘さんにインタビューをさせて頂きました。今回の前編では、部門を越えたコーチの連携の重要性について、後編では実際に体をどう強くし整えていくかについて伺いました。

 

コーチ同士がもっとつながろう

—— 最近ラグビーなどでよく耳にする、S&Cコーチとはどんな役職なのでしょうか?また、ストレングスコーチの違いはなんですか?

ストレングスコーチはパワーや筋肉など、コンディショニングコーチはスピードやアジリティ、持久力のコーチですね。S&Cコーチそのストレングスとコンディショニングの両方を、そのバランスを考慮しながら2つの役割を果たしていきます。

 

—— 村上さんは現在早稲田大学蹴球部でハイパフォーマンスコーディネーターを務められています。これはS&Cコーチともまた違うんですか?

ストレングス、コンディショニング、メディカル、コーチングディベロッパー(付属校の一貫指導を担う)、それぞれの部門ごとの専門家をつなぐ役割をしています。

ストレングスコーチは私が兼任していますが、その他部門ごとの専門性が高いコーチのバランスを取っていくのが私の役割になります。最近のラグビーでは競技力向上のために部門のつながりの強化も注目されています。

 

——部門間のつながりは、どのチームにおいてもとても重要な観点ですね。ちなみに早稲田大学に来る前はどこでコーチをされていたんですか?

ジャパン(ラグビー日本代表)でストレングスを中心にコーチをしていました。加えて、ジャパン強化のための育成普及活動の一環として、育成年代のセレクション合宿などに帯同したり、共通したプログラムを提供したりしていました。

 

——普及の際に、育成年代のコーチたちに教えていた際には何を重要視しましたか?

そこでも部門をつないで協働することの重要性は発信しました。どれくらいの時間を何に投資するか、ストレングスなのかスキルなのか、戦術理解なのか、その配分を決めることの重要性を伝えました。
セレクションの合宿や練習会などでも、年間でキャンプが何回あるかを確認し、このキャンプで何を成し遂げたいか、何にフォーカスするかを決めて、何を教えるかどの練習をするかをプログラムに落とし込んでいきましたね。

代表レベルのコーチでも単発のキャンプに各自がいろいろな内容を持ち寄ってすぐに解散、ということも意識しなければ起きてしまうことなので、全体計画は本当に大切です。

特にS&Cの大事なところは「フィジカルのこと」と区切りすぎないことです。エディ監督も、ウエイトトレーニングのセッションにも全部顔を出していました。これはラグビーのためにやっているんだ、という雰囲気や環境を作り出すんです。選手からしたら最高のプレッシャーですよね(笑)。でもそれが大事なんです。

※後編はこちら

「成功が成功を生む」元代表コーチが唱えるウエイトトレーニングの基本

 

 

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